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酒税のお話し -2001.01.16-そういえば、発泡酒の増税がいつのまにか見送りになってました。。。 この不景気に消費者をいじめるようなことをするな!という意見はまっとうだとしても、企業が努力して開発した商品に、儲かってるから税金をかけるなんてけしからん!というような意見も聞かれたりしてましたが。。。 別に、企業が努力して開発した商品じゃなくて、楽してつくった商品だから増税されても文句言えないシロモノなんですけどね。どっちかっていうと、ビールの税金があまりに理不尽すぎるのがバレルのが怖くて、尻つぼみになったのかもしれません。 ビール1KLの税金:22万2千円 実は発泡酒も麦芽使用率50%以上なら税金は同じなんです。 では他のアルコール飲料は? 清酒: アルコール15%以上16%未満の清酒で、1KL当たり14万5百円。 16%以上なら、1%増えるごとに9370円を追加。15%未満は1%減るごとに9370円を減算。8%未満は、7万4910円。 焼酎: 21%未満で1KL当たり6万9200円。 ウィスキー: 40%以上41%未満のもので、1KLあたりの酒税は98万2300円。 で、ビールは5〜6%のアルコール度数で、22万2千円でしょ。アルコール度数換算にすると、ベラボーに高いですよね。ビールは! なめとんのかっ!こらっ! これなら、ビールのフリして麦芽使用率25%未満の発泡酒(アルコール度数が5%くらいの発泡酒1KL当たり10万5千円)をつくってた方が得だよね。 う〜ん。話が飛躍したかもしれないので、ここでビールと発泡酒における定義を見てみましょう まず、日本におけるビールの定義: 簡単に言うと水以外の原料に占める麦芽の比率が3分の2以上。つまり約67%。残りの3分の1は副原料で、それらは、米、とうもろこし、でんぷん、コウリャン、馬鈴薯、糖類、カラメルに限る。 次に発泡酒の定義: 麦芽の使用率が全体の67%未満。副原料はなんでもOK。 ビールに対する酒税額: 1リットル当たり222円。 発泡酒に対する酒税額: 麦芽使用率50%以上ならビールと同じ。麦芽25%〜50%未満なら1リットル当たり152円70銭。25%未満なら105円。 いま、流通に乗っている売れ筋の発泡酒は、330mlの缶が小売で160円〜190円くらいだから、人件費や流通コストを考えるとどれも麦芽使用率25%以下だと考えられる。えっ?発泡酒って薄い味のビールじゃなかったの〜〜??25%未満ならそれってもうビールじゃないジャン。 でも、なんかビールの延長線上で売ってないかい?日本の企業は。 ところで、ドイツにはビール純粋令ってのがあるんです。ビール醸造には、水、ホップ、麦芽、酵母以外は使用してはいけないっていう国による規制です。発泡酒という概念はありません。 ちなみにもう一つのビール大国、ベルギーではこういう規制はありません。逆にいろいろなスパイスを加えたり、通常よりも糖度を高くしたりしてビールを楽しんでいます。でも、どれも基本は水、ホップ、麦芽、酵母の4要素。本格派ビールであることに間違いはありません。もちろん、発泡酒という概念はありません。でも、このベルギービール。日本に来ると発泡酒になることが多く、ビールとして売れないんですね。なぜか?日本の酒税法で決められている副原料以外の材料を使っているから。 でも、ベルギービールはどれも麦芽使用率が100%だからあんなに値段が高くなるんですね。 ビールの税金の正値化を求む。―――END |
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