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手作りビール挑戦記 -Part 2- 醸造所に着いた我々は、早速、どんなビールを作りたいのか、スタッフの方と打ち合わせをすることになった。我々3人は、あらかじめ作りたいビールの概要を決めていたので、打ち合わせは非常にスムーズに進んだ。橋本さんは、ボヘミアタイプのピルスナービール、ナイトーッチは、南ドイツスタイルのヴァイツェンビール、私はインディアペールエールである。
作りたいビールのタイプを言うと、スタッフの方がコンピュータにいろいろと数値を打ち込んで、レシピを作成してくれた。ちなみに、私の場合のモルト配合は、ペールモルトが7kg、ミューニックモルトが1kg、クリスタルモルトが1kgで、合計9kgである。 このモルトの配合いかんによって、甘味、アルコール度数、色合いなどが決まってくる。レシピの割り出しは、最終的な目標となるアルコール度数から、モルトの糖発酵度(アパレント・アテニュエイション)を引いて、あるべき初期糖度を算出。そしてそれだけの糖度が抽出できる分量のモルトを使用するという単純な方程式で計算される。(いまいち、理解してないけど。。。)
ところで、モルトは一般的に大きく4種類に分けられる。低温焙燥モルト、高温焙燥モルト、蒸し煮と焙燥を行なうクリスタル・モルト、そして発芽(モルト)させずに高温で焙煎するローストバーレイである。焙燥の温度が低ければ低いほど、モルト内にある糖分比率が高い。イコール、アルコール抽出が多くなるというわけである。焙燥の温度が高いものは、甘味や香り、また色づけなどの理由で使用される。今回、私が使用したペールモルトとミューニックモルトは、どちらも低温焙燥モルトである。 アルコール度数7%以上を狙うためにはこれだけのモルトが必要になってくるのである。ちなみに、アルコール度数約5%のピルスナーを同じ量醸造するために必要なモルトは、6kgである。インディアペールエールとは3kgも違うということで、だいたいの目安はわかっていただけただろうか。(わからないって?)
とりあえず、我々は言われた分量のモルトを冷蔵室(写真4)から取り出した。これをミリング(破砕)して、写真5の煮沸釜で煮るのである。う〜ん、なんて壮大な風景なんだ!ほんとにワクワクものであるっ! ところがっ!ミリングマシーンはなんと手動であったのだ(写真6)。。。しかも、このなんともいえないオールドさ。私は最初、奥さんに「イェーイ!オレの方が3kgも多い!」なんて自慢していたが、それは3kgも余計にガリガリ回さないといけない!ということでもあったのだ。。。このマシーンは、見た目以上にちゃんと回らず、私はすぐに筋肉痛&腰痛になってしまった。スタッフの方は、大変なのはこの工程だけだから、と言ってくれたのだが、実はこの後にもとんでもないことが私の身に降りかかるのであった。。。 そんなことは予想もしかなった私は、ただただ、ガリガリとハンドルを回し続けた。。。 話の続きへ行く。がんばれー!あと、3話。 やっぱり戻る |
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