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CAVAのふるさと、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤへ出発


 CAVA(カバ)といえば、Cordorniu(コドルニウ)である。同社の歴史はそのままCAVAの歴史であるといっても過言ではない。私たちはそのコドルニウのワイナリーがあるCAVA作りの中心地、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤに赴いた。

 サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤはバルセロナから東へ約○○km。サンツ駅から鉄道レンフェに乗ってたった36分の距離だ。そしてこの街だけでCAVAの75%の生産が行なわれているのである。CAVAの生産量は、一年で約2億本といわれている。つまり、この町だけで、1億5千万本のCAVAが生産されているのだ。経済都市として洗練されているバルセロナの中心地から、わずか少し離れただけでこれだけのワイン生産地区があるということに非常に驚いた。(CAVAの生産地に関する詳細情報はこちらへ)

 参考までであるが、私たちはサンツ駅で、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤへ行く列車は、1番線から10:55分に発車すると駅員に言われた。10分ほど前にはホームへ行き、電車を待っていたのだが、ここで日本では考えられないことが起きた。といってもたいしたことではないが、今後、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤへ行かれる方はちょっと注意する必要がありそうだ。

 10時45分からホームにいて、その間に1番線に入って来た電車の数は3つあった。約3分おきに入ってくる計算だ。これはすごい頻度だ。日本の列車事情を考えれば、55分まで待たなくても、より早い電車で行こうとして乗ってしまうところだ。しかし、1番線に入って来た電車はどれも、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤ行きではなかった。

 日本では考えられないことであるが、同じホームからまったく違う方向へ行く電車がたくさんあるのだ。日本を発つ前、コドルニウの日本駐在員の方に電車の出発時間を聞いていて、事前の準備は付いているつもりだったが、これは常識外の出来事だった。私たちは、電車の行き先と発車時間をモニターと時刻表で再度確認し、乗車した。

 ほんとにこの電車で良いのか、という疑惑は乗車した後にも残っていた。しかし、電車は結構空いていて、ゆっくりと座れたこと。窓から入り込んでくる日ざしが暖かかったこと。車内にクラシック音楽が流れていたこと(ホント!)、などの要素が混じりあってすぐに眠ってしまった。

 余談だが、以前に電車の中で居眠りするのは日本人くらいだという話を読んだことがあったが、このレンフェでも市内の地下鉄でも居眠りしいてるスペイン人を何人か発見した。

 さて、サンツ駅を出て、次に目を開けると、線路の左右に畑が広がっていた。マドリードからグラナダへ移動した時、周りはすべて広大なオリーブ畑(正確にはオリーブ林?)であったが、今回の畑はそれとは違うようだ。茎は太いが丈は短い。緑の葉を豊かに付けた小さな木が規則的に並べられた畑である。そろそろブドウ畑が広がって来ても良い頃だが、日本で見かけるような棚畑は見受けられない。もしかしてこれがブドウ畑なのか…??

ブドウ畑 まさかと思いつつも、駅を降りてはじめてわかったのであるが、これこそがブドウ畑だった。日本では、棚畑のイメージしかない。だからブドウはつる性の植物だとずっと思っていたのだが、これも常識外の出来事だった(写真参考)。



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