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ブドウの香る町、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤの駅にて


 スペインの電車は非常に正確である。日本ではラテン系のイメージで、時間にルーズという印象しかなかったのであるが、地下鉄もバスもレンフェも全部時間通りに動いていた。まぁ、良く考えてみればあたりまえだ。じゃなきゃ、国が成り立ってないってば!

サン・サドゥルニ・ダノイヤ駅 さぁ、サン・サドゥルニ・ダ・ノイヤに着いた(写真参考)。のどかな、太陽の街である。深呼吸するとすぐにブドウの香りがしてきた。ついにCAVAの街へやって来たんだ!という実感が沸いてきた。もちろんそれは、さぁ飲むぞーっ!という意気込みでもあるが。

 だが、その前にやるべきことがある。駅に付いたらコドルニウ社に電話して、迎えに来てもらう約束をしていたのである。公衆電話は、グラナダを訪れたときに一度利用していたので、使い方は問題なかった。(公衆電話の使い方はこちら)

 コルドニウの日本駐在員の方にあらかじめいただいていた電話にかける。呼び出し音がしばらく鳴った後、「オラ?」という言葉が聞こえた。私は「訪問の予約がしてあって…」と英語で言ったのだが、スペイン語で返されてしまった。もう一度、英語で話したが、またスペイン語で返された後、『トゥートゥー』という音がしてきた。う〜ん、英語は通じないか。。。きっと英語が話せる人のところに転送されてるんだろうな。しかし、運が悪かったのか、なかなか誰もでてくれない。

 スペインの公衆電話は、かなり早いスピードでコインが落ちていく。いつの間にか、コインが足りなくなっており、切れてしまった。

 「まいったな…駅から近いと聞いていたし、タクシーで行くか…」。

 しかし、駅の周りにタクシーはなかった。気を取り直してもう一度チャレンジするしかない。その時、同行した一人が言った。

 「英語を話せますか?って『アブラ・イングレス?』って言うらしいよ」。

 「なに!?それを早く言えっ!」

 これは使えると思った私は再び電話をかけ、そして相手が出ると『アブラ・イングレス?』と言った。

 しかし、当然のごとく、受け手はスペイン語で返してくる。まぁ、この場合、どうせ『No』っていう感じのことを言ってるんだとは想像したのだが、肝心の『じゃー、英語を話せる人につないでもらえますか?』っていうスペイン語が出てこない。(というか、もともと知らないのだが)。

 マズイッ!!これじゃ、せっかく覚えた『クアント・クエスタ?(いくらですか?)』っていうスペイン語を使ったら、スペイン語でドバッっと返されて結局いくらかわかんなくて墓穴掘った時と同じジャン!!ってなことを自分自身に叫びつつ、ドツボにはまってモジモジしてると、また英語が話せる担当のところへ転送してくれた。

 今回はすぐに電話はつながり(よかった!)、車をお願いした。しばらくして、コドルニウのライトバンに乗った人の良さそうなおじさんが迎えに来てくれた。

 しかし、その時は気が動転して思い付かなかったが、今考えると『アブラ・イングレス?』と相手の答えを聞くのではなく、『イングレス・ポルファボール(英語お願いします)』とお願いすれば良かったんだ。。。


すすむ〜!
戻る!


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