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通路の総延長距離が30kmもある地下蔵へ


コドルニウ社の施設 階段を降りていくと、そこにはすごく大きな施設が広がっていた(写真参照)。このフロアでは出荷を待つ山積みされたCAVAを見たり、最新のボトリング機械を見学した。

 そしてさらに地下へと降りていく。到達したのは地下20mに位置しながら、端から端まで、最も長い辺が750mもあり、しかも地下4,5層におよぶ通路の総延長距離が30kmもあるという広大なセラーである。シンと静まり返り、ひんやりとした空気に厳かな雰囲気を感じる。1年を通じて、13〜15℃というこの環境がCAVAの熟成にピッタリなのだという。私たちはここを歩き回りながら、CAVA作りの工程について順を追って解説してもらった。

 ここでその過程を紹介しよう。まずは、ワイン作りからである。

1.
CAVA作りのファーストステップは、ブドウの収穫からはじまる。コドルニウでは、いわゆるバルクワインは一切使っていない。すべてのぶどうがCAVA地区で栽培されている。ちなみにコドルニウでは、1429ヘクタール(1ヘクタール:10,000平方メートル)のブドウ畑を所有し、ここで生産量のほとんどがまかえるそうだ。
コドルニウでは、5つのぶどうを使用している。メインはもちろんChardonnay。その他に、Parellada、Xarel-lo、Macabeo、またロゼ用にMonastrellを使用している。(CAVAの使用ブドウ品種についての詳細情報はこちらへ)

2.
次のステップで、ブドウを圧搾機にかけて優しく果汁を抽出する。フィルターにかけて不純物を取り除いた果汁を発酵タンクに移す。

3.
果汁を発酵させて白(ロゼ)ワインを作る。5種類のブドウからそれぞれの性質を活かしたワインが作られる。これらは後のブレンディングのためのベースワインとなる。発酵中は18℃以下で管理し、それぞれのアロマや特徴を損なわないようにしている。

4.
出来上がったワインをそれぞれテイスティングして評価する。熟成による将来の味の変化をイメージしながら、そしてとりわけ最終的にCAVAとしてどういう味にするのかをイメージしながら、ブレンドの比率を決定する。ブレンディング後、CAVA特有の瓶内2次発酵を行なうためにボトリング作業に入る。


つぎ〜!
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