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身ぶり手ぶりのボディランゲージで会話に成功?!ウェイトレスのおばさんがテーブルにオーダーを取りに来ると、いきなり何か話しはじめた。スペイン語でまったくわからなかった。私たちはメニューはないのかと聞くと、「ない!」と言われた。しかたなく、私たちはとりあえず知ってる言葉を並べた。エンサラダ。チキン。パエリャ。(おいおい、チキンは英語だろ)。 おばさんが、スペイン語で何か言い返す。 わからん。私たちは隣の隣の席の男性が食べてた、あのうまそうなヤツが欲しいんだと念じつつ、チキンをオーダーし直す。しかし通じない。いや、通じているのかもしれない。もしかしたら、「前菜の他に何かオーダーしないのか?それとも定食にするのか?」と聞いていたのかもしれない。とにかく、相手の返答がわからないのでわけがわからない。でも、どーしてもあのチキンが食べたいんだ。 業を煮やした同行の一人が、手をパタパタさせて「コケーコッコ」と言う。 「スィー(わかった)」と、おばさん。 おいおい本気か?ほんとにそれで通じたのか?スペインでも鶏の鳴き声は「コケーコッコ」なのか?日本語で「ワンワン」は、英語で「バウバウ」だぞ。「にゃぁにゃぁ」は、「ミュウミュウ」だ。鶏は、え〜となんだっけ。。。わからん。 まぁ、何はともあれ、やっとオーダーできたと思った次の瞬間、おばさんが戻って来てまた何か言いはじめた。しきりに左手首を指差している。 「ははぁ〜ん。時間だな!」同行の一人が、時計の絵を描きはじめる。 「スィー」と、おばさん。 通じたか。ようやく安堵の雰囲気になりかけた瞬間、だれかが言った。 「今のってさ、パエリャが時間かかるって意味だよね?」「いや、パエリャを先にもってきて良いか?ってことじゃないの?」と言うやつもいた。もう、どっちでも良い。なるようになれ、だ。 しかし、問題はこれに留まらなかった。次に待っていた難関は、飲み物のオーダーである。私たちが頼みたいのは、もちろんCAVAだ。 「CAVA、CAVA」と私たちは言う。 するとおばさんは、約20リストくらいが書かれたメニューを持って来てくれた。オーダーしたのは、2,000ペセタ強の“1551 Jaume Codorniu”。しかし、実際にサーブされたのは、“Mas-Oliver”というまったく違う銘柄だった。なぜ、神はこれほどまでに試練を与えるのか…そんな気分だった。しかも、オーダーしたのと違う銘柄だと気付いた時、すでにボトルの約半分を飲んでしまっていた。 「もう、返品きかないだろ」「だいたい、この状況をどうやって説明するんだ?」「また、絵で書くか?」「一体どうやって?」 話は、このCAVAで受け入れる方向に進んでいった。が、、、 「これ高いのかな?」「結構、美味しいよ」「指を差した銘柄の上と下はどちらも2,300ペセタくらいだった気がする」「一番高いのでも5,000ペセタくらいだったよね。それはぜんぜん離れたところに載ってた」「じゃー、大丈夫かな?」「まぁ、カードで払えば…」「この店、カード通用するのかな…?」 なんでも良い。すべて受け入れることにしよう。 つぎ〜! 戻る! |
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