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第4回阿佐ヶ谷ビール試飲会開催!


 去る6月12日、阿佐ヶ谷のリカーショップ升要様にて同社主催のビール試飲会が開催された。今年で4回目となる由緒正しいローカルなビール試飲会である。

 今年のお題目は、ベルギービールだ。Wカップのベルギー戦で日本が負けたらどうしようかと思ったが仲良く引き分けたので、みんな「こんな敵性ビールを飲めるかっ!」ってなことにならずにすんだ。

 もちろん、ベルギービールは一言では語れない。そこで、私が考えるベルギービールの大きな特徴3つ紹介することからはじめた。それらは以下の通りだ。

特徴1
多様性
ベルギーは、世界一多様なビールの種類を持つ国である。今日、127の醸造所で約800ブランド・1547商品数のビールが造られている(1997年時点)。その多様性から、ベルギービールには、ブルワー一人ひとりにスタイルがあると言われている。(同時にグラスの種類も豊富である)

特徴2
アルコール度数
ベルギービールは、アルコール度数の高いものが多い。たとえば、同じ銘柄のビールでも、「ダブル(8%)」「トリプル(9%)」といって、アルコール度数の高い種類があったりする。シーズナルビールには、12%を超えるものもある。

特徴3

泡がモクモクしているのもベルギービールの特徴のひとつである。そしてこの泡は食べても非常に美味しい。

こうした特徴を紹介しつつ、実際には3つのビールを味わってもらった。全スタイルを味わってもらおうとすると、キリがない。とりあえずこの3つ(プラス今回は試飲しなかったがホワイトビール系のヒューガルデンを合わせて、ベルギー4大ビールと言えるだろう)を飲んでいただいた。

ランビックビール【カンティヨン(Cantillon)】
カンティヨン家は、1700年代から醸造を行なうブルワー家系。1937年からブリュッセルでランビックの醸造を開始した。ランビックに砂糖や甘味料を入れるブルワーが増えつつある中、カンティヨンではこうした人工的な甘味付けは一切しない、ドライで酸味の高いランビックを醸造している。カンティヨンでは、ビール博物館として醸造所内を一年中公開している。

ストロングエール【デュヴェル(Duvel)】
ブレーンドンク村のモルトガット醸造所(1871年創設)で造られている。ストロングゴールデンエールとも呼ばれている。創設当時はダーク系のエールを造っていたが、1970年、当時流行しつつあったゴールド色のラガービールに対抗するために、新しいゴールド色の「デュヴェル」が造られた。このブランドネームは、試飲の時、ブルワーのひとりが「これはビールの悪魔だ!」と口走ったことに由来しているそうだ。

修道院(トラピスト)ビール【シメイ(Chimay)】
フランスとの国境付近に所在するノートルダム・ド・スクールモン修道院(1850年創設)のトラピストビール。現存するトラピストビールの中で最も早くから市販され、最も有名である。シメイには、「レッド(7%)」「ホワイト(8%)」「ブルー(9%)」の3種類がある。

勉強会 勉強風景。いいかげんなことを教えないように必死。
試飲会&勉強会 試飲会&勉強会の風景。若い人たちから少し年輩の方たち約15名にお集りいただいた。
飲み会風景 勉強後の飲み会風景。結局、皆これが目的か?!
Y嬢 升要の若きリーダー?、Y嬢。ムール貝のシャンパン蒸しならぬ、ビール蒸しに挑戦。ビールは試飲でもあったカンティヨンのグーズを使った。ベルギーの定番メニューのひとつである。結果は上々だった。


試飲会&勉強会の後は、恒例の飲み会となった。みな、どれくらい理解してくれたか不安である。ただ、ベルギービールの売上は確実に上向いているということだ。しかしながら、日本人にありがちな、一過性の流行で終わらせず、もっといろいろ啓蒙していかなければと考える今日この頃である。


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