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ジンの歴史と語源1660年、オランダのライデン大学教授シルヴィウスが、植民地での熱病の特効薬として利尿効果のあるジュニパーベリーをアルコールに浸漬して蒸留したのが、ジンのはじまりである。つまり、ジンは飲料用医薬として開発されたのである。 17世紀後半、オランダのオレンジ公ウィリアムがイギリス国王となったことで、イギリスにもジンが広まり始めた。 18世紀になると、ジンはイギリスで急速に広まり、ジン浸りの大衆が増え、社会的問題にまで発展する。酔っ払い、無秩序、退廃的になってしまったのである。このことから、ジンの税金をアップする「ジン法令」が成立された。しかし、それがなんと、暴動を引き起こしてしまうのである。そして、法令に反して、ジンの消費量はますます増大していった。そこで、再びジン法令が成立。税金がさらに大幅にアップされ、酔っ払いにペナルティが科せられた(私も反省しないと)。 1830年に、連続式蒸留機が導入されると、生産性が大幅にアップした。そしてより重要なことであるが、この機械によって、くせのないライトな風味のジンが作れるようになった。これにより、ジンは世界で飲まれるようになっていったのである。 ジンの黄金時代は、それがアメリカに渡った時からスタートする。アメリカで、カクテルベースとして利用され、爆発的に飲まれるようになったのである。また、アメリカでは、1920年代から禁酒法がはじまったことで、ジンの密輸量は逆に増えることとなった。 ジンは、「オランダ人が産み、イギリス人が洗練し、アメリカ人が栄光を与えた」と言われている。今日では、ウォッカもカクテルベースとして大きな人気を博しているが、やはりジン人気は根強く業界をリードしているようだ。 |
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