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●ジンに使用されているボタニカル


 ジンの香りを特徴づけているのが、数々のボタニカル(植物)だ。Juniper Berryも、もちろんそのひとつ。最近、こうしたボタニカルをいくつか手にとって見る機会があったので、ここに紹介する。

ジュニパーベリー ジュニパーベリー
ブルーベリーに似た味と香り。これを乾燥させることで重い甘さと、スッとした酸味がもたらされる。
コリアンダー コリアンダー
コリャナンダー。香草の香り。インパクトが強い。
ビターオレンジピール ビターオレンジピール
オレンジのさわやかな香りに、皮のビターな風味が加わる。
アンゲリカシード アンゲリカシード
スパイスの軽く華やかな香り。
イリスルート イリスルート
アーモンドのような味。
アニス アニス
どう表現して良いのか。まさしく、あのアニスである。
キャラウェイ キャラウェイ
柑橘類とニッキの香り。
フェンネル フェンネル
キャラウェイに似ているがフェンネルよりシャープ。
リコリス リコリス
香りはほとんどない。土臭く、生薬のような香り。


その他、会社によっては、レモンピール、シナモン、カルダモン、ナツメグなどが使われているという。

先述の6タイプのジンを飲み比べ、そしてこれらのボタニカルを香りを嗅いで、味わってみて思ったこと。それは、よく「ジンの香りはジュニパーベリー」と言われているが、ロンドンドライジンに限って言えば、あまりジュニパーベリーは使われていないのではないか、ということだ。レモンピールやコリアンダーなどのスパイス系がメインの配合なのでは?と感じた。ジュニパーベリーが混ざると、やはりジェネヴァのように重い香りと味わいになる。ロンドンタイプのライトなフレーバーは、ジンの発祥ともいえるジュニパーベリーを極力少なくしたものであると言えるだろう。


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