チベット二日目の夕飯に、ディナーショー付きのチベット料理屋さんに連れていってもらった。バイキング形式だったので、全種類もらってきた。しかし、どれもクセがあって食べるのが大変だった。どうやらヤクの脂が臭いのだが、それが全部に使われているせいだろう。あこがれのツァンパ(皿の一番上の四角い立体状のもの)も、あまり好きになれない酸味があった。チーズ入りツァンパは、ヤクの脂の臭さが凝縮されているようで、飲み込むのが大変であった。バター茶(皿の右側のコーヒーカップに入ってるやつ)も、ヤクの臭みがあった。しかも、塩で味付けしてある。スープ感覚で飲むらしい。バター茶の上のグラスに入っている濁った液体がチャンである。日本のガイドブックにはチャンと書いてあったのだが、チベットでは、チンコと呼んでるそうだ(どーりで)。大麦で作ったドブロクだという。確かにすっぱい味は日本酒のドブロクに似ているが、これもあまり美味しくなかった。ただし、このディナーショーには、中国料理も置いてあったのでそっちも食べてみたら非常にまずかった。よってチベット料理が不味いというよりも、この店の料理が不味いのだろうと思う。だから他の店のチベット料理も試してみたかったのだが、次の日から奥さんがどうしても洋食を食べたいと言い出したので、試す機会は得られなかった。ちなみにラサホテルのヤクカフェで食べたスパゲッティは私の人生史上で何番目かに経験する不味さであった。
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