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生カキとシャブリ週間モーニングで掲載されている『神の雫』というマンガをご存じだろうか。ワインに関する蘊蓄がいっぱいで、最近話題になっている。 その漫画の中で、生カキに合うシャブリを見つけていくというストーリーがある。紆余曲折があり、ついに主人公が見つけたのがこの写真のワイン。ルイ・ジャドという名前らしい。 というわけで、本当に合うかどうか試してみた。用意したのは三陸の生カキ。漫画では、生カキをどのような味付けで食べたのか不明なので(もしかすると漫画をちゃんと読んでないせい?)、 1. 味付けせずにそのままで 2. レモンを絞って 3. カクテルソースで という、3種類の食べ方を試みた。 1.は、やはり合うとは思えなかった。生カキのエグミや渋みが強調されるようだ。 2.も、合うとは思えなかった。レモンの分、エグミや渋みは誤魔化されているように思えるが。 3.は、ビックリした。これは合わないとは言えない。では、なぜ素直に合う!と言えないのか。それは、よく感じ取ってみると、シャブリと合っているのはカクテルソースであって、生カキはシャブリに対して無反応であったからだ。エグミや渋みは完全に消えているが、良い影響を与えているわけではない。つまり、生カキ自体はシャブリに合っているとは言えない。「生カキ with カクテルソース」という料理には、合っているといえるかもしれない。しかし、生カキにつけるソースによってこれだけ味が変化するのであるから、漫画は、このシャブリには、生カキのXXXXXという料理が合うと明確にすべきであったと思う。よって、1〜3までの実験結果、生カキとルイ・ジャドは合わないという私個人の主観的結論に至った。 ちなみに私は、マンガ『美味しんぼ』のように、生カキとワインの相性を否定する派ではない。ただ、いまだ発見できていないと思ってるだけだ。それと『美味しんぼ』の肯定する、生カキと日本酒の組み合わせも、私には「これは合う!」というものを今のところ発見できていない。 カキに限らず、ナマモノは醸造酒と合わせるのは難しいと思う。だからこそ発見できた時、それは新しい天体を見つけたのと同じくらいの喜びである。と、フランス人は表現したのだろうと思う。
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