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唐戸市場のフグ刺し


 12月13日(火)、午前8時33分。列車は時刻通り下関駅に到着。私はその2時間前、なぜか蜂に刺される夢を見てうなされて起きた(笑)。そこから遠赤外線下着に着替えるなど、寒さに耐えられるよう準備した。
 下関では日本海側を覆う寒波の影響で、もう雪が積もりはじめているようだ。しかし、歩けないほどでもないので、唐戸市場まで歩くことにした。
 目的はフグである。下関では、フグと濁らず、「フク(=福)」というらしい。この本場でフクを食わずして、日本海旅行ははじまらない。まさに旅の幕開けにふさわしい食材である。
 唐戸市場では小売りの他、その場でフクの刺身や寿司、天ぷらなどが食べられると聞いていた。それを楽しみにしていたのであるが、市場に着くと何やら人気(ひとけ)が非常に少ない。店じまいしてるところも多いようだ。この時間では遅いのか、雪の影響なのか、はたまた人気がないのか、、、。真相はわからないが、その外観から、フクの刺身や寿司、天ぷらを売っていると思われるお店はお休み。場内にある2軒の飲食店も、一軒は開店前、もう一軒はフクのメニューもあるものの単なる定食屋のようで食指をそそられない。なので開いている小売店で、フクの刺身を購入して、その場で食べることにした。


唐戸市場
唐戸市場。関門海峡の方は晴れ間が見えるが、時々、吹雪きになる。


市場内部
場内。いまいち活気が感じられなかったし、フクも思ったほどあまり売っていなかった。が、ホウボウが一尾500円、鯛のアラが山盛りで500円という破格の安さ。一番目に着いたのは、金太郎という魚の干物(その後のエピソードへ)。天ぷらや南蛮漬けにすると美味しいらしく、ぜひ食べてみたかったのだがその場では調理できないし、旅がはじまったばかりで持ち歩くのも面倒なので買うのを断念。


フク刺し
フク刺し&皮で、1000円。量からするとコストパフォーマンスは良いと思ったが、食べてみてこれはトラフクの旨さではない!と感じた。。。妙に酸味があり、臭いも付いている。解凍ものなのか、なんなのか・・・う〜ん、残念。


 次の電車に乗るために下関駅まで戻ってくると、構内の看板にフクの取引は唐戸市場から南風泊(はえどまり)市場に移ったと書いてあった。これでフク一色ではなかった理由がわかった。南風泊は、プロしか入れないということだが、次回はせめて外観でもいいから見てみたい。う〜ん、ショック。

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