北陸散策
昨夜の、宿全体が振動したほどのすさまじい雷にあまり眠ることができず、寝ぼけまなこでスタートする一日となった。
太平洋側で雷といえば、夏とか暑い季節のイメージがあるが、日本海側では、どうやらこの時期が雷シーズンらしい。日本海を北上する間、どこでも雷が鳴っていた。しかし、冬が深まり、この雷が鳴れば鳴るほど、カニが美味しくなるのだという。だからまぁ、恐いことは恐いが、嬉しい悲鳴でもあるのだ。
カニが旨くなるというのは福井県の話しで、氷見では雷が鳴れば鳴るほど、ブリが旨くなるのだという。そして山形県や秋田県では、タラが旨くなるといわれているそうだ。お国柄が出ていて楽しい話しだ。けれど、これでやはり日本海の魚介類は寒くなればなるほど旨くなるという説は正しいことがわかった。なんちって。
朝、起きてみると三国は、吹雪で真っ白になっていた。視界5メートルくらいだ。電車が動くのか、ものすごい不安になる。この日は、お昼に七尾まで行って、小肌を食べたいと思っていた。夜は氷見まで行き、そこに泊まる予定である。が、電車の本数があまりに少ないので、雪の影響で遅れると氷見に着くのが夜遅くになってしまう可能性がある。もしかすると氷見のブリが食べられない。それはあまりに哀しすぎる。七尾の小肌と氷見のブリを天秤にかけた結果、氷見に夕方までに確実に着く方を選択した。七尾から氷見までは車があればすぐの距離だ。しかし電車で行くには、何時間もかかるほど、大きく遠回りしなければならない。路線図を恨めしそうに見ながら諦めることにした。
こんなことを考えていると、青春18きっぷの、スローな各駅停車の旅というのは自由な旅ではなく、時刻表に縛られている旅であるような気がしてきた。次はxx行きの電車に乗って、次はこれに乗る。そして次はこれ、といったように。計画している最中は楽しかったのだが、実際に旅していると、ここでもっと時間を使いたいと思ったりしても、電車の本数が少ないのでその電車の発車時刻に間に合うように行動するしかない。トレンタくんにした方が良かったのだろうか。。。う〜ん、自由というのは、なかなか難しいものがある。
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えちぜん鉄道三国芦原線の「あわら湯のまち」駅前にあった酒屋さん。ここで、ある生貯蔵酒を購入すると、マイラベルを作れるというのでお願いした。お店の方と話し込んでしまい、1時間ほど使ってしまった。これで完全に七尾に行くことができなくなったが、ひとり無言の旅を続けるよりも、こういうコミュニケーションがあった方が楽しい。七尾の小肌より貴重な体験ができたと思っている。
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マイラベル。こんなん作りました。
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七尾に行かないとなると、急に時間が余ってしまった。そこで、金沢の近江町市場にお土産を買いに行くことに。大雪でお客さんが来ないので、特別に毛ガニ、紅ズワイ、タラバガニを二杯ずつと、カキ、イクラ、ホタテなどを併せて1万円にまけてくれた。
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各駅停車でガタゴトと揺られる最中、作家、山口瞳の「行きつけの店」という本を読んでいた。そこに金沢の「つる幸」というお店が載っていた。とても美味しそうなので、一度行ってみたいと思ったら、近江町市場付近を散策中に偶然、出会ってしまった。おぉっ!こんな立派なお店だったんだ。。。でも、入らなかったけどね。次回はぜひ行ってみたい。
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富山駅構内にあるお土産ショップにあった、日本酒自動販売機。100円で一口分の日本酒が試飲できる。使い方がわからずマゴマゴしてるおっちゃんがいたので、手伝ってあげたら、いたく感謝されてしまった。スンマセン。私が早く飲みたかったから、だけです。
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漫画「美味しんぼ」に紹介されていた、ゲンゲの鍋が食べられるというお店を偶然見つけた(偶然ふたたび!)。。大変気になったのだが、この日の夜はすでに予約を入れてあったので泣く泣くあきらめることに。北陸はせめて1週間くらいはいないとゆっくり味わえないね。あぁ、残念。
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富山のます寿司の話しに行く
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