![]() |
酒田の久村の酒場雪を降らし続ける厚ぼったい雲に覆われ、立山連峰をまったく見ることもできないまま、ついに富山県を去らねばならない時がやってきた。しかし、富山の食は奥が深い。きっとまた来るぞぉ〜!!と誓ったのであった。 この日の最終目的地は、新潟県を一気に飛び越して、山形県の酒田市へ。会社の元後輩を訪ねる予定であった。新津から乗った羽越本線は、終点の酒田までほぼ一直線に走っている。4時間15分の間、たいしたカーブも坂も、何もない。しかも外は次第に暗くなり、何も見えなくなってくる。あまりにも退屈だ。幸い、客もほとんど乗っていないので、自分の荷物をダンベル代わりに持ち上げたりして少しでもカロリー消費するようがんばった。それを見ていた乗務員さんに笑われたが・・・ 前日、氷見の雪と寒さに驚いた私であったが、酒田はそれ以上であった。雪の細かさが違う。サラサラしているのだ。本当に寒い!という証拠であろう。 またしてもカロリー消費のため、酒田駅から久村の酒場まで歩く。町中とはいえ、たいして雪掻きされてない歩道を2キロも歩くのはチトつらかった(アホ)。プチ八甲田山だ。 さて、やっと辿り着いた久村の酒場は、地元民に大人気の居酒屋。100年以上の歴史があるという久村酒屋さんが営んでいる。 酒屋さんがオーナーのせいか、酒が旨くて、異常に安い。銘柄を忘れてしまったが、非常に質の良い純米大吟醸がコップなみなみ一杯で420円。にごり酒や熱燗などは、300円程度であった。しかも熱燗は、店の御主人自らお燗番をしており、とてもこだわりがある模様。刺身などのつまみも信じられないほど安い。そして何より、女将さんやおばちゃんたちが明るく、テキパキと働いており、店内にすごい活気がある。とても良い店だというのが、入った瞬間にわかる。空気が違うのだ。 私の元後輩は、現在の会社の忘年会があったため、久村の酒場では、ひとりカウンターで飲んでいた。すると常連客と仲良くなり、盛り上がってしまった。また常連客と仲良くなったため、店のご主人や女将さんたちとも仲良く話すことができた。まさに旅の醍醐味ここにあり!である。しかし、あまりに安くて旨いので調子に乗って許容量以上飲んでしまい、翌朝あんまり覚えてない・・・というハメに。ちょっと哀しかったけど、とても良い体験をさせていただいた。いつか必ずまた行きたいと思わせる、市井の名店であった。これから何百年も続いてください。
久村の酒場を出た後、元後輩の友人と2軒目のバーへ。そこから記憶が怪しくなりはじめた。友人宅に帰って、彼の手製のタラ鍋を食べたそうなのだが覚えていない。。。朝、起きて、しゃぶり尽くされたタラの骨を見て、オレにも食わせろよ!と思ってしまったのであった。酔っぱらいってイヤだなぁ・・・ うなぎの玉勘の話しに行く |
|
About Us | Mail to Webmaster Copyright 2001-2005 Good-Beer-Life. All rights reserved. |