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うなぎの玉勘


 酒田市の歴史について、私はまったく知らないのであるが、酒田は本当にあなどれない。
 昼飯にと鰻屋に立ち寄ったのだが、あまりに歴史ある雰囲気に驚いて女将さんに「こちらは創業どれくらいになるんですか?」と尋ねたところ、「100年くらいかねぇ」とサラリと言う。
 チラシを詳しく読むと、江戸末期創業、現在で5代目、百数十年の歴史、などという文字が並んでいる。昨夜の久村の酒場と言い、酒田では100年なんて当たり前の世界なのだろうか。あるいはそういう店が、偶然2軒続いただけだったのか。
 江戸時代、ここでどんなやりとりがなされていたのだろうか、などと思いを馳せる。新陳代謝の激しい東京とは、まったく別の良さがある町であった。

うなぎの玉勘
うなぎの玉勘。鰻は言うにおよばず、庄内米のご飯も、そして卵焼き、肝焼きなどのツマミも美味しかった。


能代のハタハタの話しに行く




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