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日本酒 -48 〜 +20先日、日本酒度+20っていう日本酒「雪の松島」を飲んだ。どうやら日本で一番辛い酒らしい。 日本酒度というのは、詳しくは知らないが、専用の測器で糖度を計測して辛ければ辛いほどプラスに、甘ければ甘いほどマイナスになるというひとつの指標である。 これまで+10くらいは飲んだことがあったが、+20っつー超辛口は初めてだった。まぁ、辛口とか甘口とかって、人間の主観的な官能によるものだから、日本酒度だけでは「実際に口に含んだ時に辛口と感じるかどうか」はわからなくて、そういう感覚は酸味やアミノ酸の含有量などのバランスによって変わってくる。だから一概には言えないわけだが、+20ともなると、甘味が一切ない。本当の辛口であると思った。 ただ、これはこれで美味しいのだが、私の感覚で言うと少し焼酎に近い味になってしまっている。甘味や日本酒の複雑さがまったくないからだ。それとラベルに「超辛口」と謳っていて、実際にそれを実現しているのは賞賛に値するけれど、日本酒を飲みたい気分の時には逆にチト物足りない。まぁ、これだけスッキリした味だと料理はたいがいのモノに合ってしまうだろうが(料理を邪魔しないだろうが)、アミノ酸含有量がほとんどないので、マリアージュレベルの出会い物に遭遇することはないだろう。 ちなみに多くの日本酒の日本酒度は、だいたい、0〜+5くらいの間に納まるのではないか、と思う。-5くらいになると、ものすごく甘くて私は苦手である。しかし、全麹仕込みの日本酒「まんさくの花」は酸味もしっかりと効いており、バランスが良いため、-17の表示があっても美味しく飲むことが出来た。-17って、脳みそを直撃するくらいの甘さで、甘さだけで言うと砂糖かじってるのと同じような感じなのだが、旨いと感じるのはやはり全体の出来いかんなのだろうな。 -17が、日本で一番日本酒度が低いと思っていたら、-48の日本酒があることを知ってビックリした。水の代わりに、日本酒で仕込んだ貴醸酒というタイプの日本酒である。私は飲んだことがないのだが、ソーテルヌのシャトー・ディケムに通じる味だという。ディケムはおろか、ソーテルヌ地方のどのワインも飲んだことがないので、どんな味なのか想像もできない。もちろん、一本の葡萄の木からグラス一杯分のワインしか作らない、ヴィンテージによっては何十万円もするディケムと同じような賞賛は実際には得られていないだろうけれど、ヨーロッパではけっこう人気なのだという。 ヨーロッパに受け入れられた貴醸酒とやらを、ぜひ試しに買って飲んでみたいのだが、デザートワインのような甘い酒は好きではないので、どうせ一口だけ飲んで、あとは料理用に回されるようになることを想像すると、チトもったいないなぁと思ってしまう。 さて、どーしましょ・・・ ―――END |
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