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フォワグラ鶏インフルエンザの関係で、一部のフォワグラが輸入禁止になっているとか。まぁ、私には遠い世界の食材なので、あんまり関係ないけど。 フォワグラはトウモロコシを無理矢理食べさせて、肝臓を肥大化させたものであるが、古代のローマ時代にはすでに美食として珍重されていたという記述があるそうだ。しかも当時はトウモロコシではなく、イチジクを食べさせていたらしい。 養殖のエサにイワシばかりやるとイワシ臭くなるように、トウモロコシばかり食べさせると臭くなりそうだが、イチジクのようなフルーツを食べさせているのならきっと美味しいのではないかと思う。コスト的に大変そうだが、そうした古代のフォワグラを復活させてほしい。 話しは変わるが、人工的に作られたフォワグラよりも、海に自然に泳いでいるアンコウの肝の方が美味しいという話しが、冬の居酒屋でよく語られる。たぶん最初に物議を醸し出したのは、マンガ「美味しんぼ」だと思うが(私の知る限り)、私はそれは日本人には語れない問題だろうと思う。 白人の体格や体質からすると、きっとフォワグラを好むに違いない。脂ものが弱い日本人であれば、アンコウの肝を好むに違いない。それはどちらが上とか下ではなく、体格や体質が求める自然の選択である。まぁ、最近の日本人は、脂身が大好きな人が増えているので、日本人に聞いてもフォワグラの方が旨いと自然に答えるかもしれないけど。 しかし、魚派の私としては、築地市場内にある「高橋」のアンコウ煮込みは肝料理の中でも最高に位置するものだと思っている。水晶のように澄み渡る透明さとキレ味の奥に、深遠なる深みがある。フグやカニに通じる味。日本人の私としては、そういう味を第一としたい。魚バンザイ!だね。 ―――END |
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