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生まれながらにして?「栴檀は双葉より芳し」という言葉がある。才能あるものは子供の頃からそういう傾向にあるという意味だが、逆に「大器晩成」という言葉もある。だから一概には言えない、というのはわかるけれど、大器晩成の人間は、ちょっとした不遇にあっただけで、若い時はまるでアホバカ!であったはずがない。やはり最初から才能がないと、大器晩成にだってなれないだろうと思う。 もちろん、才能があっても、努力しなければ成功しない。「天才は、1%のひらめきと99%の努力である」 とは、トーマス・エジソンの有名な言葉である。天才とて、99%もの努力をしているんだ!という意味であるようなことを教わったが、実は100%の努力をしても、0%のひらめきしかなければ、それはゼロに等しいという意味でもある。社会に出れば、1%のひらめき(才能)は、99%の努力と同じくらい重要であることを嫌がおうにも体験させられる。 上記のように、科学者やビジネスマンなど、頭脳労働者においては、ひらめきというものが先天的な能力のひとつだと思う。野球で言えば、身体能力というのが先天的能力になるのだろうか。実際、100人いれば1人しかトッププレーヤーになれない。古くは星野仙一を見て、あるいは江川卓を見て、松坂大輔を見て、多くの同期生がプロへの道をあきらめた。1%しか、そういう能力を持っていないからだ。 しかし、残り99人の一般ピーポーも落胆することはない。きっと「100人いれば1人しかXXXの能力を持っていない」という他の人とは違った1%の才能が、きっと99通りはあるハズだからだ。 味覚もそのひとつであろうと思う。味覚とは、大辞林によると「ものの味を認知する感覚で、主として舌にある味蕾(みらい)が唾液に溶けた化学物質を刺激として受容することで生ずる」とある。なにやら難しい話しだが、要するに、甘い・塩からい・酸っぱい・苦いの四種の基本感覚を判別する能力である。この味覚を感知する味蕾は、舌の乳頭に分布しているのだが、人によって乳頭の数が違うそうなのだ。つまり、生まれながらにして、味わう能力も人によって異なるワケである(ただし、食べ物の判別には、味覚だけでなく、嗅覚や触覚、温度感覚なども関係してくる。味覚は優れているが、嗅覚が劣るという人もいるだろうし、その逆もあるだろう)。 というわけで、人はきっとなんらかの1%を持っているハズだから、それを見つけることが大切だ。そして、自分らしく生きて、人生の成功者になろう!!というようなオチにしたいのだけれど、100人いれば何をやっても絶対に失敗する1人、何をやっても二流の1人、何をやっても泣かず飛ばずの1人という1%も必ずあるだろう。人間は、やっぱり生まれながらにして不平等なのである。それが誰の上にも落ちてくるという意味では平等ではあるが。 |
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