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美食家判定器


 美食家判定器。初めて聞いた時、それは一体どんなものだろうかといろいろなことを想像してしまった。たとえば、人一人が入れるようなカプセル状のもので、舌や鼻をスキャニングし、その人物がどの程度の味覚や嗅覚を持っているか科学的に判別する機械とか?まぁ、言葉からはそんなイメージがあるけれど、実はそうではない。

 美食家判定器とは、機械ではなくて、こういう料理を出されて、興奮するくらい嬉しく感じたらあなたはこのくらいの食通レベル、という判別をする基準みたいなものである。有名なサヴァラン氏の著書「美味礼讃」に書かれている。

 日本における美食家判定器は、やっぱり刺身だろうと思う(たぶん)。独断と偏見でマグロを例にしてみると、

・マグロの刺身があれば、とにかく嬉しい
・スペインの畜養も悪くないが、近海クロマグロなら尚嬉しい
・「大間産の天然モノです」と聞いたら、「おおっ!」と喜んでしまう
・しかも、そのスナズリの部分だったら舌ナメズリして興奮してしまう
・切り身のエッジが、カッキーンと立っているのを見て、思わず職人を呼んでしまう
・マグロは刺身より、握りにした方が旨いと文句を言う

 さて、あなたはどのレベルだろうか。ちなみに、一番最後までいけば、山本マスヒロ氏レベルである(笑)。


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