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不味さを感じる力は、生きる能力人間は、美味しいものよりも、不味いものを感じる能力の方がするどいと言われている。不衛生で、かつ食材についての知識がまったくなかった古代において、おかしなモノを嗅ぎ分ける力が、生きのびる力につながったからである(たぶん)。 では、食中毒の心配がほとんどなくなった現代ではどうだろうか。自然食への回帰が叫ばれているけれど、実情は農薬たっぷり&添加物たっぷりの食品が市場の大勢を占めている。そしてそういう料理を食べても、不味いと思わない人がほとんどだ。ということは、そういう料理は身体に害がないということの証明なのだろうか。あるいは、衛生的な社会に発展したことによって、不味いことに対して鈍感になってしまった、つまり人間がそういう方向へと進化したということなのだろうか。 真実はわからない。しかし、私個人の体験でいうと、不健康な時ほど、スナック類などの不健康そうな食べ物を平気で求めるようになる。だからまた不健康になり、不健康なものを食べ、さらに不健康になるという悪循環に陥る。逆にしっかりと睡眠を取り、健康的な生活をしていると健康的な食事を求めるようになる。悪い連鎖はどこかで断ち切らねばならない。医食同源という言葉がある通り、食べ物は身体を作るものだし、精神的な健康とも関わってくるものなのだから、最大限の気を使うべきだろう。 ちなみに私は、不味いものというか、キライな臭いであるタバコに対して敏感になってしまっている。敏感になりすぎて、タバコの中でも特にひどい臭いのするものや、煙りは嫌いだが悪い臭いではないと思うものなど、何タイプかを判別できるようになってしまった。一般的なスーモーカーよりもタバコの臭いについて詳しくなったので、時々「ウソつけ!」と言われるのだが、いくつか紹介しよう。 最悪なのは、煙りの少ないタイプのタバコの臭いである。パサついた紙が燃えるような臭いに近く、側にいると気持ちが悪くなる。煙りは出して良いから、臭いを抑えろといいたい。本末転倒の商品になっている。 セブンスターやショートホープ系は、アンモニア臭が強いので好きではない。特に、吸い殻から立ち上ってくるタバコの臭いが堪え難い。鼻腔をものすごく刺激する。灰皿はフタしてちょんまげまげ。 マイルドセブンとハイライトは、同系列の臭いがする、ような気がする。これは、名前の通り、突出した部分がなく、マイルドな臭いだと思う。たぶん、タバコの葉の発酵度合いを緩くしているのではないかと思う。だから、臭いのだけれど、あまり気にならない。 マイルドセブンよりも「なんとかマイルド」という銘柄のタバコの方が、よりマイルドなのだが、そういうタバコは、何をもってマイルドにしているのかが意味不明である。これを読んでるアナタも意味不明だろうけれど、「なんとかマイルド」っていうのは、どうもタバコ本来の臭いを無理矢理マイルドにしているだけであって、マイルドなタバコの葉を使っていないと思うのだ。たとえば、ムロアジの干物があったとして、人間はこれをクサヤのように強烈な臭にもできるし、ただの甘塩漬けにして、マイルドな味わいに仕上げることもできる。この場合、どちらにもムロアジの旨さというものがベースにあるので、どちらも美味しい。好きか嫌いかは、好み次第ということになる。しかし、「なんとかマイルド」っていうタバコには、そういうちゃんとしたベースとなる臭い(味?)がないように感じる。そういうタバコを吸うと、不純な煙りの臭いが鼻につく。煙りの少ないタイプのタバコよりはましなのであるが、こういうタバコ類の臭いも大嫌いである。 一番悪くないと思う臭いのタバコは、両切りピースである。両切りピースもアンモニアがちょっと強いのだが、香りのバランスが良くて、やっぱり葉っぱが良いんじゃないかなぁと、ノンスモーカーながら思う。ただし、悪くない臭いは、タバコの燃えている部分から直接出ている煙りの臭いで、スモーカーがタバコを吸って吐いた臭いは最悪である。ニコチンが長年にわたって蓄積されているスモーカーの肺や口を通ると、悪臭になるんじゃぁないかと想像している。 話しがそれ過ぎた・・・。 |
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